大阪市で不動産売却・買取ならぜひご相談ください。

by 株式会社レガロネクスト

お知らせ

お知らせ詳細

2025.12.15

スタッフブログ

東住吉区で安全な地域を探すならハザードマップが必須!住宅購入時に役立つ活用ポイントをご紹介✨

東住吉区で住宅購入をお考えの方にとって、「この地域は本当に安全なのか」と不安に感じることはありませんか。昨今は自然災害によるリスクが身近な問題となっており、確かな情報をもとに住まい選びをすることが大切です。本記事では、東住吉区のハザードマップを活用し、安全な地域を見極めるための具体的な方法や、安心して暮らすためのポイントについて分かりやすく解説いたします。これからの住まい選びに、ぜひお役立てください。



東住吉区のハザードマップの概要と目的

東住吉区では、住宅をご検討中の方にとって欠かせないハザード情報として、複数の災害リスクをまとめたハザードマップが公的に提供されています。具体的には、河川の氾濫による洪水や、下水道の処理が追いつかずに発生する内水氾濫、さらに高潮や津波などが含まれており、住宅購入にあたって重要な視点となります。

このマップは大阪市危機管理室が作成し、各区役所を通して最新情報として提供されています。例えば、東住吉区における水害ハザードマップには、大和川、寝屋川流域、西除川など、複数の河川による浸水想定が掲載されており、それぞれがいつごろ公表されたかも明示されています。これにより信頼性の高い防災情報として活用できます。

住宅購入の際には、安全性を適切に判断するため、こうした公的機関のハザードマップをまず確認することが欠かせません。浸水の可能性や深さを把握することで、住まいの候補地を選ぶ際の判断材料となります。また、リスク区域を避けることで、将来的な災害被害への備えにもなり、安心して暮らせる住宅選びへの第一歩となります。

以下は、東住吉区で提供されているハザードマップの種類と、その提供元を整理した表です。



なお大阪市では全区に共通して「津波」「高潮」「川の氾濫」「内水氾濫」などを含む水害全般にわたる情報を「水害ハザードマップ」として整備しており、東住吉区もその例外ではありません。これにより、住宅購入時に災害リスクを十分に把握できるようになっています。


ハザードマップを使って安全な地域を見極めるポイント




東住吉区で住宅購入を検討される方にとって、ハザードマップを正しく読み取ることは欠かせません。まず、想定浸水深や浸水範囲の情報は、地図上に色分けや数値が示されていますので、色彩の強さや数値の大きさを基に、災害リスクの大小を判断できます。たとえば、水害ハザードマップには「想定される浸水の最大深」が記載されており、より高い浸水深が示されているほど注意が必要ですし、浸水する範囲が広ければ、避けるべき地域と考えられます。お住まい候補の場所がどの色・数値に該当するか、必ず確認しましょう(大阪市東住吉区の水害ハザードマップより)。

加えて、避難場所や避難経路の確認も重要です。東住吉区の防災マップでは、災害時避難所、水害時避難ビル、広域避難場所、一時避難場所などが一覧で示されており、どこに避難できるのか把握することができます。地図上で最寄りの避難施設の位置を確認し、実際に歩いて経路を確認しておくことで、安全な避難行動が取りやすくなります(大阪市東住吉区防災マップによる情報より)。

また、地形や地盤の高さも、安全性の見極めに役立ちます。例えば、東住吉区矢田三丁目の標高はおよそ8.1メートル、矢田六丁目では8.6メートルとされています。高いほど浸水リスクは低くなる傾向があるため、標高の高い地域を選ぶことで、災害リスクの少ない住まいを選びやすくなります。




このように、ハザードマップの情報を多角的に読み、比較することで、東住吉区の中でも安全性の高い地域を見極めることができます。


他の安全指標との併用による総合的判断

住宅購入の際には、ハザードマップによる災害リスクの確認と合わせて、地域の防災インフラや治安、防犯の状況、周辺環境とのバランスを把握することが重要です。

まず、防災インフラとして、災害時の避難場所や避難経路の確認は欠かせません。大阪市東住吉区では、公的な避難所のほかに、「災害時避難所」「水害時避難ビル」といった施設が防災マップに掲載されており、地図を活用してあらかじめ所在を確認することが推奨されています。さらに、自宅での在宅避難や近親者宅への分散避難も選択肢として日頃から話し合っておくことが望ましいです(表参照)。

次に、治安や防犯の観点です。東住吉区では「安まちメール」に登録することで、ひったくりや特殊詐欺、不審者情報などの犯罪発生や防犯対策情報をリアルタイムで受け取れます。また、「こども110番の家」制度により、子どもが地域で安心して駆け込める居場所があることも、地域の安心感を高める指標の一つです。

最後に、アクセスや周辺施設の利便性も見落とせない要素です。学校、公園、病院などが近隣に整っていると、災害時にも迅速に避難できる安心感があります。これらの指標を総合的に検討することで、災害に強く安心して暮らせる地域の見極めが可能になります。

以下の表は、住宅選びにあたって重要な安全指標をまとめたものです。




マップ情報を活かして安心の住まい選びを進めるステップ


東住吉区で住宅購入をお考えの方へ、ハザードマップを効果的に活用し、安全な住まい選びを進めるための具体的なステップをご案内します。




まず、東住吉区に関する洪水ハザードマップや土砂災害・高潮・津波のリスク情報は、大阪市の防災関連の公的ウェブサイトから入手できます。洪水については、大和川や寝屋川などが氾濫した際の浸水想定が示されていますし、防災マップには避難施設や広域避難場所、一時避難場所などの情報も含まれています 。

次に、それぞれのハザードマップを比較し、浸水深の程度や想定範囲の広がり、土砂災害の警戒区域などから、どのリスクが高いかを判断します。たとえば、浸水が深いか浅いか、頻繁に観測されるのか極めて稀なのか、などを総合的に読み解きます 。

その上で、実際に物件の現地見学やお問い合わせをする際には、あらかじめ確認したリスクに対して、不動産会社との会話で以下の点を具体的に尋ねてみてください。

「万が一の浸水時、避難できる高台や水が到達しにくい場所はあるか」
「避難場所までのルートは確保されているか、安全に小さなお子さまでも移動可能か」
「今後予定されている地域の防災整備や再開発計画に関して情報はあるか」
最後に、長期的な安心を得るために、地域の防災インフラ整備やまちづくりの方向性にも気を向けましょう。たとえば、矢田駅周辺ではエリアリノベーションが進められており、安全面や住環境の向上につながる可能性があります 。こうした情報を習慣的に収集し、自らの判断材料として積み重ねることが、安全な住まいを選ぶ第一歩となります。


まとめ

東住吉区で住まいを探す際は、ハザードマップを活用して災害リスクや地域の安全性を確認することがとても大切です。地形や地盤の高さ、防災インフラや治安、周辺環境も総合的に見極めながら、ご自身やご家族が安心して暮らせる場所を選びましょう。複数の情報をしっかり比較しながら、計画的に住まい探しを進めることで、将来も安心できる生活が実現できます。迷った時は専門家へ相談することもおすすめです。